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事業年数が短いとビジネスローンの審査は通らないか
お金を借りる時には、年数が1つのポイントになります。キャッシングもその1つです。キャッシングの申込書には、年数に関わる項目が2つあります。勤続年数と居住年数です。いずれの年数も、長い方が有利になります。例えばAさんという申し込み者は、ある会社にて3年ほど働き続けているとします。それに対してBさんは、半年前後です。Aさんは、Bさんよりは審査に通りやすい傾向があります。金融業者としては、安定性を重視しているからです。1つの会社で長く勤めている状態なら、収入も比較的安定していると見なされます。キャッシングの場合は、「1年」が目安になります。1年以上勤めていれば、審査に通りやすい訳です。居住年数も同様です。ところで、それはビジネスローンという商品も同様です。ただそのローンの場合は、事業年数がポイントになります。
各企業は、それぞれ年数に関する違いがあります。会社概要などの項目を見てみると、それをよく実感できます。創業年数が3年足らずの会社もあれば、20年以上に渡って事業を営んでいる企業もあります。ところで上述のビジネス用のローン商品も、申込書などに記入したり、申し込みフォームへの入力が必要です。その申込書には、事業年数という項目がある訳です。わざわざ年数を記入する以上は、ローンの審査にも関わってきます。基本的には、上述のキャッシングと同様です。年数が長い企業の方が、審査に通りやすい傾向があります。というのもローン会社としては、返済能力を重視しているからです。創業年数が長い企業なら、返済能力も問題無いと見なされますから、融資を受けやすくなる訳です。ですから老舗企業などは、審査に通る確率は比較的高いです。
ただ上述の通り、企業はそれぞれ年数が異なります。年数があまり長くない企業も、中にはある訳です。会社を立ち上げてから、2年経過していない企業も珍しくありません。では年数が短い企業は、ビジネスローンの審査に通るのは困難かと言われれば、そうとも言えません。そもそもローン商品も、様々な種類があります。起業者向けのローン商品もあれば、年数が長い企業向けのローンもあります。前者の商品ですと、たとえ創業年数が短い企業でも、審査は比較的通りやすい傾向があります。現に創業年数が1年前後でも、ローン商品によっては、審査に通っている事もあります。そもそもローンの審査基準は、年数だけではありません。財務の健全性など、複数の基準があります。たとえ年数が短くても、他の要素は特に問題なければ、審査に通る場合があります。